2008年06月13日
ラピスラズリ
カフェなどの飲食店では、店に入る=何か買う。つまり注文する。わけです。
しかし、物販では「見て」「触って」「買う」順序があって、この「買う」までに至らないことが多い。
ほとんどが「見るだけ」のお客様です。
その時は見るだけで頭にインプットしておいてもらって、次の時やイベントの時に利用していただければいい、のですが・・・
この感覚もプロに言わせると「甘い」のですが、この話は別の機会に書くとして・・・
今回は専門知識から購買に至ったケースです。
この地域は宝塚歌劇の影響で、おしゃれな高齢者が多いです。
その日もぶらりとやってこられたおばあ様。
「ちょっと見せてね」と言って入って来られました。
いでたちは派手で、一目で普通に過ごされておられる方でないのはすぐにわかりました。
お話好きの方で・・(話好きのお客様は多いです)・・・40分くらいお話されていたでしょうか。ほとんどがお聞きするだけです。(-_-;)
その中で分かったのは、結構裕福で学歴も高い家系で過ごされておられること。孫が宝塚歌劇団で現在も活躍しておられること・・・
ね、これだけで「普通のおばあちゃん」ではないでしょう。
そんな恵まれた環境で生活されておられても悩みはおありなのでしょう。
しばらくすると「希望の持てる石を教えて〜!」と聞かれました。
何で「希望」なのか・・・この話は長くなるので省略します。
「希望」という効能の石は結構あります。
アマゾナイトが「希望の石」と言われますが、アクアマリンだって「人生の暗闇の時に一筋の光明を見出してくれる効果がある」ともいわれます。フローライトだって・・・と、結構たくさんあるんですよ。
だからこそ困るのですよねぇ〜
その方には、とりあえずこれからの季節にピッタリなアクアマリンをお勧めしました。
しかし、はじめから買う気がないのは明らかです。
途中で、「ラドル・・・なんちゃらという珍しい石はない?」と言われたので「ラブラドライト」ではないですか?とお聞きすると、そうではない、もっと紺色の石だと言われます。
その方がふと顔をあげると、近くの棚にラピスラズリの原石が飾ってありました。
「これよ!この石!これが好きなの!」
それからラピスにまつわる話や効能を教えて差し上げました。ラピスは僕も一番好きで得意分野でしたから…(*^_^*)
今まで買う気のなかった方でしたが、ラピスが良かったのか僕の語りが良かったのか・・・(笑) 買っていただけることになりました。決して安いものではありません。ラピスですからね。
すべてそろえると高価なので、水晶を混ぜたデザインにしてお作りしました。
お帰りの時に言われたのです。
「他のショップでも探したのだけど、そこでは石についてあまり教えてくれないから・・・」というお言葉。
まるでいつぞやの僕です。
一般の人があまり知らない内容の知識と、それをどのようにアレンジして提案するか、という実践編まで語れないとダメだ、と思いました。今回はたまたまラピスだったけど、すべての石についてそれが出来るかといえば・・・・
「・・・・・・・・・」です。
勉強しよ。





