2008年07月23日
みかけと本質
石の価値は、石の持つ透明度や形、光沢によって決められますよね。
でもそれは、人間が決めた価値であって石本来の発するエネルギーとは比例しないというのが僕の持論です。
何億年も地表に眠っていた石達が、縁あって地表に出てきた。
地熱の温度や地中の化学成分の関係で、透明度や光沢具合に差が出てくる。個性を持ったこの子たちに、地球の惑星で最も歴史の浅い人間たちが「価値」をつける・・・・
石の王者であるルチルクォーツ。
透明度が高く針の入りが綺麗で多いのが高価で取引されます。曇っていたり針の入りが少ないと価値は一気に下がります。何を求めるかは人の自由であって良いと思いますから、それに是非論を唱えるつもりはありません。
僕は、ある気功師とよく話をするのですが、石のパワーや人のエネルギーを測定する機械があるらしいので、人と特定の石の相性を、数字化できないものか、と議論するのです。
ルイ・ヴィトンやセリーヌのバッグを持つことで、自己満足感を高め、それが仕事への頑張りに反映させる人はいても、効能を求める人はいないでしょ?シャネルの香水をつけて本気で男が寄ってくると思っていたり、恐怖心を克服する、と思う人はいないでしょ。
でも、石を持つ人は大抵「効能」を求めます。
そして、色々な霊能者や気功師たちとお付き合いして分かったこと。
それは、石の『効能』は事実なのだということ。
でも、ある人にはそれが合うけれど別の人には合わない、という薬のような関係もあるのです。ローズクォーツを持てば誰もが「愛を引き寄せる」人にはならないのです。
その人にとって「愛」と関係する石は珊瑚かも知れません。
ルチルクォーツに話を戻します。
濁って見ばえの美しくない石がすごいパワーを持っている事だってあるかも知れないのです。いや、大いに可能性はありますよ。
以前、石の仕入れ業者から無料で水晶の『くず』をいただきました。いただいたというより、発送された中に、「おまけ」で入っていたのです。
一応すべてヒマラヤ産なのですが、クラスターの剣の部分が折れたモノとか見栄えの悪いものばかりです。僕は、それらを小さな箱にまとめて「全部で○○円」という風に特売品のような感じで置いていました。
こんなものは安くても誰も買いません。子供のお客用に、と思って置いていたのです。
今日、未来を読める霊能少女が原石を探しに来ました。
そして、驚いたように彼女が言うのです。
「ねぇ、店長・・・この『全部で○○円』と書いてある中の、この水晶ポイント・・・これすごいよ・・・パワーが満ち溢れてる・・・それに・・・女神が出てるよ」
初めて中をよく見ました。
すると、気泡の形がはっきりと女神が祈っている姿に見えました。そう、おぼろげに・・・ではなく、ハッキリと。
今のはほんの一例ではありますが、石を選ぶ時のポイント・・・それは、値段でも効能でもない・・・どの本でも書かれているように『自分がピンと来たもの』それが一番なのだと思いますね。





