2008年10月09日
最低の品質・可愛いできそこない
宝石の価値は、大きさと色あいとカットの素晴らしさにあります。これは天然石でも同様です。
透明度が高く、色が濃く、傷もなく汚れも無い。
こんな輝石は当然市場価値が高いですから高価な石となります。
下記のチルクォーツは僕の店では25 万円の価格で出しています。神戸の店だと30万を下る事は無いでしょう。
この透明度・・・針の入り方と多さ・・・色艶・・・どれも一級品です。
※このルチルは委託販売で扱っている品です。
でもね・・・・
天然石は地球が出来てからずっと長い間地中で眠っていて、人間が見つけ出したものです。
石の美しさもそうですが、当時の人間には、現代ではとっくに失われている「自然物と語る」力があったのでしょう。それぞれの石の効能も石と会話をして学んでいったものだと察します。
さて、掘り出し、加工した石が綺麗かどうかの価値は人が決めることであって、鉱物はどれも同じだと思っています。何億年も同じ地中に埋もれていて、たまたま一方は水晶の結晶が見事なファントムに形づくった事が、人間にものすごく評価され、金のなるモノとして重宝される・・・一方、くすんで色も悪く、クラックが入りまくりの『出来そこない』たちはくず石とされ、捨てられるのです。
石たちからすると何が何だか分からないでしょう。
そもそも、「出来損ない」は人間が口に出しているだけなのです。
石たちは、こう思っているかも知れません。
『俺たちの事何にもわかってないな。所詮、見かけだけなんだもんな。俺らのパワーを借りるのもいいけど、あんたたちも心を磨けよな』とね。
次の石はなんだと思いますか?
アフリカンアゲートに見間違うこの子たちは、実は同じルチルクォーツなのです。
店をオーブンする際に、100本のルチルを仕入れました。100本あれば半分は「くず石」が入っています。
全部ばらして見かけのいいものだけをまとめてブレスに仕上げます。さて、残りをどうしようか・・・と、今日あらためて処分を考えていたのです。
お客さんで、「俺はこれだけすごい高品質なもの持ってるんだぞいっ!」といって自慢に来る方もおられます。
ま、言うだけの事はあるのですがね・・・
で、思ったのです。
この子(くず石)たちの中から、超低品質のものを選んでやろう!と。
25万円のルチルが東大出のエリートなら、これらはその日暮らしの労働者です。25万円のルチルが生徒や先生から一目置かれる生徒会長なら、これらはどうしようもない不良の集まりです。
でもね・・・なんか味があるんですよ・・・この子たち。
これだけの気合の入った不良連中が集まると、一見して何の石が見分けがつきませんね。(*^。^*)
高品質な石ほと゜効能が高いとするなら、あえてこの不良たちを身に着けてやろう、という思いで今日から愛用のブレスにしています。
ここまで「最低レベル」と見捨てられた石が、どう働いてくれるのか一緒に体験したいと思っています。
石と人の心が上手に交差したときにすごいPowerが出ると信じていますから。だって、石での最高のPowerはダイヤだと言うのはどの勁能力者の否定しません。でも、だからといってダイヤを持つ人がすべて幸せかと言うと・・・もうお分かりですよね。
石をどれだけ愛するかと、持ち主の心の成長と相関関係があるはずです。
頑張れ、不良たち。
聞くところによると、僕も前世はチベットの不良僧だったらしいからまぁ、いいんじゃないかな。





