2008年11月08日
地域密着型
ビジネスを進めて行く戦術に「地域密着型」とは、古典的な手法ではあるけれど、確実に顧客を定着する常識的な方法だといえます。
でも、「地域密着」って、僕は本当にどこまで理解してやっていたのだろうかと思う。
僕はアパレルと塾業界しか知らないけれど、新人研修や中間管理職研修、幹部研修と多くの研修を経験させてもらった中で、必ず出るのがこの「地域密着型」という営業フレーズ。
その地域のニーズを把握して、活動範囲内の顧客・・・塾だと各学校別の対応だとか、保護者の要望に応じた活動をやって行くこと、なのだけど、この程度の認識はあまりにも底が浅すぎた。
と、言うよりそれ以上考えが及ばなかった、というのが正確だと思う。
今さらながら前職の仕事ぶりを反省するのです。
地域の方々に気に入ってもらえる活動、というのはではなく、自分が本気でどこまでその街を好きでそこに住んでいる人たちを愛せるか、ということなのだということが今なら分かる。
愛する、なんて偽善者ぶった言い方に聞こえるかもしれないけど、今なら言える。
以前のブログでも書いたけど、ショップを出している街は、学生の頃に亡くなった親友とよく遊んだ街です。あの頃は世帯層も若く活気ずいていた。
OPEN当初はとにかく必死で、地域を観察する余裕もなかった。
1日のうち半数以上が新規のお客さんで、初めて言葉を交わす方の方が多いのです。
石を扱っているという職業的なものから、僕を変わり物だという見方と同時に「自分をわかってもらえる」という安心感があるのか、ご自身のことをいろいろお話下さる。
病気のこと・家族のこと・過去のこと・寂しいこと・彼のこと・・・・
店の前を通る人々もいろいろです。
学生からお年寄り、酔っ払い、ワンちゃん連れ、ちっちゃな子・・・
毎日その人たちを見ていると「人に」「街に」情がわきます。
この人たちが幸せだと感じる場にすること。
そう思いだしてからは、仕事の方向が見えてきました。この人たちは何を望んで何に喜びを感じるのだろう。何を用意してあげると喜んでもらえるのだろうか、と。
そうすると自ずとやるべきことが見えてきます。
年末、忙しい時にはあまりお客さんもいないだろうから29日で閉めようかと考えていました。でも、食品売り場は31日まで営業します。活気ある年の瀬に暗い店内は見せられません。
今年は本当に年中無休になれそうです。





