2009年01月03日

トンビの恩返し

明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願いいたします。

そして、皆様方に良い1年となりますことを心からお祈り申し上げます。


昨年、31日の夕方までショップを営業し、それから島根県の実家へ帰省いたしました。

そこで聞いた「トンビの恩返し」

とっても興味深い話だったのでご紹介いたします。

なお、これは実話であることも付け加えておきます。



大体において僕の親父は生き物が好きなのです。

猫や犬、金魚や鳩の類は当たり前ですが、普段余り人が飼わない生き物まで飼ってしまうのです。

山で傷ついた鷹を飼っていた事もありますし、タヌキやイタチまで・・・。野生の生き物は餌に困ります。ですから、ある程度回復した時に逃がすのです。

ある時、僕が友人からヤシガニをもらってきたときもそうでした・・・。沖縄で美味だといわれる高価なヤシガニです。もらった時は、まだ元気でピンピンしていました。ヤシガニをご存知の方はお分かりでしょうが、あのグロテスクでカメのような巨大な体は少し恐怖を覚えます。ハサミは鉄のような硬さで、2cmくらいの厚さの木なら簡単に穴を空けてしまいます。

親父がそれを見て、そのヤシガニを食べるのではなく「飼おう」と言い出しました。

半年くらい生きたでしょうか。冬は暖房の効いている部屋の中に入れていましたが、寒さには耐え切れず死んでしまいました。

そんな親父が去年の出来事の話をしてくれました。

畑仕事から帰ると、庭先の草木が茂っている藪のなかで何かが動いているそうです。あたりは鳥の抜け毛が大量に散らばっているのです。

なんだろう・・・と思いそばに行くと、トンビが血まみれで倒れているのです。何かの動物にやられたのでしょう、羽の付け根にかなりひどい傷があります。中までえぐられていてぐったりしていたそうです。

家につれて帰り、鳥小屋を作り(親父はこのような工作技術はプロ並です)、羽に薬を塗って介抱したのです。

日が経つにつれ、初めは警戒していたトンビも、回復する頃には手から餌を食べるようになるまで慣れて来たといいます。

そのトンビは、足にコケが生えるくらいの長老だったそうです。

回復してきた頃、家の周りには仲間と思われるトンビが、毎日、数羽家の上空を旋回していました。ずっと様子を伺っていたのですね。

ある程度飛べるようなった頃、ようやく自然の中へ返す事が出来ました。

それから数日後のことです・・・・

玄関先で母が近所の人と話をしていると、突然空から魚が落ちてきたのです。

いきなり『ドサッ』という音で、びっくりしてそのほうを見ると、40cmはある「ぼら」が庭に落ちているというではありませんか。上空にはトンビの群れ・・・

これは近所の方も一緒に目撃しているから間違いありません。

トンビがお礼をしてくれたのだと考えるほうが自然でしょう?

そして、このお魚が降って来たのは翌日も続いたと言います。

お正月にこのような話を聞いて、とっても嬉しい気分になりました。

人とトンビの物語・・・・いいなぁ・・・

 

 

 



club_k at 00:14 │Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ! 癒しの森 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆきこ    2009年01月03日 23:21
感動です!!新年早々に、とても良いお話を聞かせていただき、心温まる思いです♪
2. Posted by club_k    2009年01月06日 01:13
> 感動です!!新年早々に、とても良いお話を聞かせていただき、心温まる思いです♪

《ゆきこさん》
この話、ほんとにホントなのです。
今年の正月は珍しく大雪でした。でも、墓参りも出来たし意味ある帰省でした。
どうか今年も宜しくお願いいたします。

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