2009年06月19日
切れ長の瞳の美人
年の頃は20代半ばでしょうか、すらりとしたスタイルの良い女性が入ってきました。
帽子を深くかぶり顔ははっきりとわからないのです。
このタイプは宝塚歌劇の方である場合が多いので、初めはそうかと思っていました。
石に非常に興味があるらしく、隅から隅まで時間をかけて丁寧に見てまわっています。
御手にとってご覧くださいね
と声をかけると、恥かしそうににっこり笑って会釈をされます。
その時に顔を見たのですが、切れ長の瞳の美人です!!でも、歌劇の方ではなさそうです。
どうやら静かに一人で商品を見ていたいタイプのようなので、それから僕は自分の仕事をしていたのです。
その美人・・・一人で何やらつぶやいています。声が小さすぎて聞き取れません・・
初めは「どれにしようかしら」なんて言っているのかな、と思ったのですがそのような言葉ではなさそうです。
でも、ぶつぶつ・・・・と何か言っています。
石と会話しているんだ・・とも思いました。
一般には不思議なことでしょうけれど、石屋ではよくあることですから特に驚きもしませんでした。
そしてその美人が僕の近くに来た時に、しゃべっている言葉がちらりと聞こえました。
「〇¶▽・・Θ☆Σ◇・・〜☆§&=%$??・・〇」
けんと「(な・・・なにっ・・呪文か?)
」
そう、確かに何かの呪文らしきものを呟いています・・・
店には僕とその切れ長美人の二人だけです。いつもなら嬉しく思うところでしょうが、このときばかりは誰か入ってきてほしかったです
しかし・・・何の「おまじない」だったのでしょうか。
うちの子たちに変なお呪(まじな)いかけんといてくれよ!!!〜





