2009年07月05日
客の品格
売り手も買い手も「品格」は「人格」につながるものなので、とても大切な行為だと思います。
今回は、あるお客さんに感じた「買手の品格」についてです。
ブレスやネックレス、ストラップなどアクセサリー物は、ある時期が来れば自然と壊れたり切れたりするものです。
ただ、普通に使っていてすぐに切れた場合は無料の修理は当然でしょう。
しかし、この「ある時期」というのが微妙なんですね・・・
ストラップの場合は使い方(携帯の出し入れの時の引っ張り方など)によっては2か月くらいで゜切れる場合もあります。
ウチでは出来るだけ広範囲に無料で修理することを心がけています。それが後に続いてくれるという思いもあるからです。
ところが、それを逆手にとって利用する方も増えてきました。
その中の一人です・・・
半年くらい前に来られた方です。
ブレスを作ってくれました。
なぜしっかり覚えていたのかというと、5000円くらいのものを執拗に値切りまくり、かなり閉口した思いがあるお客さんだったからです。こんな人が「関西のおばさん」のイメージを低下させているのでしょう。
「これ、使っている石が悪いんじゃないの?すぐに切れるのよ。ほら、この石。これがゴムを傷つけているのよ。怖くてはめてられないわ」
と言って持ってきたのですが、買って半年くらい経っているわけだし、すぐに切れると言われてもなぁ・・・
と思ったのですが、ま、いいや。
「すぐにお取り換えいたします」と言って作業にかかりました。
調べてみると、アラゴナイトの穴が確かに痛んでいます。アラゴナイトは柔らかい石ですから、使い込んでいるとすぐに表面に傷がいき、光沢もなくなってきます。それは仕方のないことです。
新品の石を入れて作り変えました。修理代は無料にして、入れ替えた石の代金だけをいただこうとすると、それを拒否されました。
「このプレス、2回しか着けていないのよ。もともとは切れそうな石を入れたそちらに問題があるんじゃないかしら」と言うのです。
本当に言われるとうりなら当然無料にしています。
しかし・・・何か月も身に付けていたのは石の様子からはっきりと出ています・・・素人でもわかるほどの痛み具合ですから・・・
しかし、「2回でこうなった」と言い張っります。
僕は、もういいや、と思い。
「それでしたら今回はサービスさせていただきますが、次回からはご請求させていただきますから」と答えました。
ボロボロになった石は、本来ならウチの店にある大きな植木の土に返すのですが、それもそのまま返しました。
なんだかなぁ・・・・





